あったら便利!避難時に役立つおすすめグッズ

今回は、あったら便利な避難時に役立つグッズをお伝えします。

万が一の地震に備えて防災グッズを用意していると、「あれもいるかも?」「これは絶対必要!」などと、ドンドン荷物が増えていきます。

避難グッズは、貴重品入りのバッグ一次持ち出しグッズ二次持ち出しグッズと、大きく分けて3つもあります。必要な物の個人差はありますが、どうしても備える量は多くなってしまいます。

今回お伝えする便利グッズは、必ず準備すべきものではありません。そのため、もしお家にあったら取り出しやすい所に移動したり、買う予定などがあれば参考にしてみてください。

避難先・自宅・外出時、意外と使えるもの

メモ
今回の熊本地震で、避難時に自分が便利だと思った物・同じ被災者の方が使っていて羨ましかった物・周りの方との情報交換で得たもの、を挙げていきます。

これは全員に必要な物ではないので、「そうなんだー」と頭の片隅にでも入れて頂ければと思います。反対に、これいいかも!と思った物は防災グッズとして備えておくと役立つことがあるかもしれません。

台車(キャリーカート)

水や灯油、重い荷物を運ぶ際にとても役立ちます。特に水は、給水車が来る場所が自分のいる場所と近いとは限りません。むしろ近い方のほうが少ないでしょう。必要とはいえ、水の重さは足腰にとても負担をかけますし、実際に水の復旧には時間がかかりました。

また、灯油を買いに行く場合にも便利です。車で行くと長蛇の列ですし、必ず買えるとは限らないので、灯油は徒歩での調達がいいのかなと感じました。

折りたたみ式キャリーカートは収納時便利ですし、買う予定がない場合は、ベビーカーやおばあちゃんがよく使う手押し車などでも代用できますよ!

自転車(できればかご付き)

上記の台車と重複するのですが、重い物を手軽に運べるという点でおすすめです。特に自転車は車ほどではないにしろ遠出が簡単にできます。むしろ交通機関がマヒしている場合は自転車が大活躍します。

地割れで道が思っている以上にぐちゃぐちゃなので運転には気をつける必要があります。自転車だと危ない道を簡単に避けて方向転換でき、駐車場所も取らないので重宝しました。スーパーの駐車場で青空市場をしている所などに買い物によく行きました。

石油ストーブ

地震の揺れには注意して使わなければなりませんが、電気もガスも復旧していないときの防寒対策としてとても便利です。

また、温まると同時にお湯を沸かしたり簡単な調理ができるので、灯油を無駄にすることなく有効に使えます。お湯はその時に全部使ってもいいですし、保温機能付きの水筒などに入れておくと数時間は熱さを保てます。

クーラーボックス

主に夏場に活躍しますが、今回の熊本地震でも、クーラーボックスに冷凍食品などを保冷剤と一緒にいれて必要な時に自然解凍して食べたという方々もいました。特に釣り好きの家族がいる場合は、高性能なクーラーボックス保有率が高いです。

話がずれますが、夜釣りに使うヘッドライトやランタンも災害時に威力を発揮していました!

音楽プレーヤー・ゲーム機など

「避難したから安心~」というわけではありません。避難所でもいつ襲い掛かるか分からない大地震の恐怖や不安は常にあります。また、水やトイレ・周囲の人々等、避難所ならではのストレスもあります。

そんな時に少しでも気持ちを落ち着かせるため、音楽を聴いたり、ゲームをするのもおすすめです。こんな時に音楽、ゲームなんて…と思われるかも…と不安な方は、音量を極力小さくしてシンプルなイヤホンをしたり、リュックなどで隠すと良いと思います。非常時は精神を安定させることが非常に大切だと感じます。

耳栓・アイマスク

避難所には、たくさんの色んな方々が避難してきます。騒がしくて眠れない、話し声が気になる、小さい音も気になる、など音の問題もありました。また、夜は怖くて眠れず、でも昼は明るくて眠れないという方もいました。

そんな時には耳栓・アイマスクが活躍します。しかし周りの音や視線を遮断するので、貴重品などは必ず身に付けることを忘れずに!

前に使っていたワンセグ付き携帯電話・スマホ

ほとんどのワンセグ付き携帯はSIMカード無しでも見ることができます。そのため今使っている携帯にワンセグがない・電池が心配という方におすすめです。充電が必要になりますが、電池が切れてしまってもメインの携帯ではないので、それほど慌てません。

私も前のスマホがワンセグ付きだったので、長時間ではないのですが1日に何度かニュースを見ていました。

(番外)一人用テント

私が今欲しくて買うか悩んでいるアイテムの一つです。

Dpower10秒ワンタッチ式 簡易テント

こんな縦長の一人用テントです。寝ることもできる大きめのテントは、私が避難しようと思っている公園ではスペースを取りすぎます。そのため簡易トイレ・着替え用だけは一人用テントで用意し、ベランダか玄関前か、駐車場で使いたいと思っています。

どうしても仮設トイレを使うのが難しい時があったので、どう工夫できるか考えています。

実際に被災して初めて何が必要か分かる

記録
熊本地震本震の記録で触れていますが、私はほとんど避難の準備をしておらず、4月14日の前震の後に、いろんなサイトを見てとりあえず集められるものを集めました。

実際に避難生活をしていると、もちろん基本の避難グッズは必要なのですが、実際の被災者の方が必要だったものが役立ちました。また、避難生活を送ると、1日目と2日目、1週間目、と必要な物も変わってくることを知りました。

日本では過去にも大きな災害が多く起きています。大きな災害の場合は避難者数も多くなります。そのときの体験談や記録を無駄にせず、万が一の際に役立てることが大切だと感じました。

普段の生活の中で少しずつでも良いので防災意識を高めましょう。

まずは常に持ち歩く防災ポーチの記事も参考にどうぞ!

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