【0次の備え】貴重品等避難グッズリスト~最低限のセットを作る~

今回は、防災グッズをご紹介していきます。

避難バッグの選び方でお伝えしたように、バッグは小・中・大と用意しておくと分かりやすいですし、持ち運びもしやすいかと思います。

今回は「小」にあたる必ず身に付ける小さ目のバッグの中身をまとめます!小さいバッグは、ショルダーバッグやウエストポーチなど、両手がふさがらない・動きやすいものが理想です。

小さいバッグに入れるものは、肌身離さず持っておくべきとても重要な物です。万が一、持ち出せなくてもどうにか対処はできると思います。しかし、震災直後の混乱の中、必要以上の時間と労力を必要とするでしょう。

また、家が破損すると戸締りもままならないため、いわゆる火事場泥棒が発生します。熊本地震でも空き巣被害が多数起きました。

精神的にも肉体的にも限界に近い状態にあるので、できるだけ安心材料としても持って避難することをおすすめします。

ただし、命に係わる緊急性の高い場合は別です!まずは”命”です!

避難時、必要最低限のグッズリスト

チェックリスト
色んな物を一気に持っていきたい気持ちになりますが、まずは自分や家族の身の安全が最優先です。必要な物を用意していない・把握していないと、いざというときに慌ててしまいます。大きい地震の後は、余震も大きいことが多いです。

スムーズな避難ができるように、事前にしっかりと用意しましょう!

最低限必要な避難グッズリスト

必要なもの
財布(小銭多め)携帯電話・スマホ
運転免許証・健康保険証など通帳・印鑑
緊急連絡先のメモ大きめのハンカチ
ティッシュ(水に流せるタイプ)水(500ml)
ウェットティッシュ飴など小さめのお菓子
赤ちゃん連れの方
オムツ・おしりふき
スティック(個包装)粉ミルク
レトルト離乳食
女性の方
生理用品

こちらが、これだけは必ず持ち出しておきたい物リストです!

ショルダーバッグなど、常に身に付けたいものがあまりに重いと避難の妨げになることも。また、かさばることで避難後行動する際に不便に感じてしまいます。そのため、必要最低限の物を記しています。

上のリスト以外にも、自分にとって必要な不可欠な物(薬など)は必ず入れておくようにしましょう!

健康保険証・母子手帳・おくすり手帳などは、コピー携帯電話のカメラで映して保存しておく、という方法もあります!

TPOに応じてバッグをよく替える方は、必要なものを厳選して詰め込んだ防災ポーチを作っておくと簡単に用意できますよ!

避難グッズのそれぞれの使い道とは?

リストに色々と書いてますが、どのように使うか・何がおすすめかをお伝えしますので是非参考にしてください。

  • 財布(小銭多め)
    自販機を使うとき・コンビニなどでレジが機能しないときに小銭が便利。
  • 緊急連絡のメモ
    携帯電話を持っていない・壊れた・充電が切れた、という場合に、公衆電話や電話を借りて連絡を取るため。
  • ティッシュ(水に流せるタイプ)
    トイレでも使えるように。
  • 大きめハンカチ
    ケガをした時の応急処置にも使えるため。
  • 水(500ml)
    何リットルも持ち出すのは困難、バッグに入る範囲の物。
  • 飴などの小さ目のお菓子
    ビスケットなど。賞味期限が長く糖が摂りやすい氷砂糖もおすすめ。
  • オムツ・生理用品
    かさ張るので、フリーザーパックなど密閉袋に入れて手で圧縮し、封をするのがおすすめ。
  • スティック粉ミルク・離乳食
    母乳育児の方もストレスで母乳が出にくい可能性がある。(ミルク派の方は常に用意していると思います。)できれば調乳の必要がない液体ミルクも緊急用に用意しておくと便利。(熊本地震時には、日本での液体ミルクの製造がまだ無かったため、フィンランドから送られた液体ミルクがたくさんのお母さんと赤ちゃんの助けとなりました。)

個人的に大活躍したのが、冷凍の際に使うフリーザーバックです。一目で何が入っているか分かりますし、突然の雨など水に強いです。

特にマチ付きの物がおすすめです。入りにくい物もマチのおかげで意外に入ります。

キチントさん マチ付きフリーザーバッグ M(54枚入)【キチントさん】[キッチン用品]

薬が必要な方はおくすり手帳も必ず持ち歩こう!

薬
人によっては病気の治療のため、必ず飲まなければならない薬がある方も多いので、忘れずに必ず用意しておきましょう!病院の先生の方針によりますが、相談して可能であれば薬の予備用に少し多く処方してもらえると安心しますね!

それが難しい場合は、処方された薬を防災用バッグに入れるのも良いでしょう!毎日飲むのでちょっと面倒かもしれませんが、いざというとき置き忘れないように習慣づけるのがおすすめです。

大規模な災害はすべてにおいて混乱し、病院ももちろん同じです。被災した病院にもたくさんの入院患者の方がいて、他にも多数の負傷した人々が押し寄せます。また病院がうまく機能していない可能性もあります。

自分で出来る対策を十分に考えましょう。また、薬だけでなく、おくすり手帳必ず準備しましょう!

特に数種類の薬を飲む方は、すべての薬の名前・容量を覚えるのは難しいですよね。おくすり手帳があれば、見せるだけで判断してもらえます。コピーや写真でも保管して忘れないようにしましょう。

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 すぐに持ち出せる場所に置く・コツ

インテリア
しっかりと用意しても実際に避難するときに、どこに置いたか忘れたり取りづらい場所に置いてしまうと大変です。

出来るだけいつも自分の近くに置いておきましょう!小さ目のバッグなので移動は簡単ですよね。

私が普段行っているのは、もしも外出先で被災した時を想定して、この避難グッズの入ったバッグで行動する、という事です。

しかし、通帳や印鑑、パスポートなどは常に携帯しませんよね。そのため不要な時は、一次持ち出し用のリュックや災害時でも取り出しやすい頑丈な場所などに保管し、いざという時にすぐに持ち出せるようにしましょう。

または、家に帰ったら携帯用の小さいバッグに入れなおす癖をつけるのも良いと思います。

混乱していても、このリュックだけは持ち出す!と頭に入れておき、スムーズに行動できるようにイメージしておきましょう!

私は今回の熊本地震での震災に対する恐怖心が未だにあるため、このような方法を取っています。色々試行錯誤しての結果ですが、人によって管理のコツがあると思います。

いつものお出かけや日々の暮らしの中で、今地震が来たらどうする?今必要な物はすぐ持ち出せる?ということを考えてみてください。

自分に合った管理・用意の方法を試行錯誤して見つけましょう!

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