以前、貴重品など、必ず持ち出す物リストをお伝えしました。本当に最低限の物をコンパクトなショルダーバッグに入れて、肌身離さず持っておく、という内容です。
私は熊本地震以来、買い物やお出かけにも必要なものが入ったショルダーバッグを使っており、特に不便さを感じていませんでした。
しかし、みなさんライフスタイルがそれぞれありますし、ずっと同じバッグを持ち歩くわけにはいかない場合もありますよね。
Contents
おしゃれな人はバッグをよく変えている
オシャレな人に限ったことではないのですが、その日の気分や仕事・用事によって使うバッグが変わる方も多いと思います。
道行く人や店頭のバッグを見て、ふと思いました。
震災後だからやっぱり防災グッズは入っているだろうなぁ。
でも違うバッグを使う時には、中身を全部入れ替えるの面倒だよね?
そう思って、ネットを見ていると防災ポーチというものを発見しました!
防災ポーチとは?中身は?
防災ポーチとは、最低限の防災グッズをポーチの中にまとめておくことです。
(実は結構前から有名だったようですね!知らなかった…)
そうすることで、必要な時にバッグの中からサッと取り出し使うことができますし、違うバッグを使いたい時にもポーチにまとめてあるので簡単に移し替えができます。
さっそく私も防災ポーチを作ってみることにしました。
防災ポーチに入れておくもののポイント
ティッシュやハンカチ、除菌ジェルやお菓子…
など、色々入れようと思ったのですが、よく使うものをポーチにまとめてしまうと、普段使うときがとても不便です。(私は一度ポーチに何でも入れ過ぎてとても使いにくくなりました…)
そのため、
★普段は頻繁には使わないけど、いざという時には欲しい!
というアイテムを防災ポーチとしてまとめておきましょう!
また、
★自分がよく使うバッグに必ず入る大きさのポーチにまとめる!
ということも必要です。せっかく防災ポーチを作ったのに、持っていけないと意味がありません。いつどこで自然災害が起こるのかは分からないので、常に持ち歩けるようにしておきましょう!
実際に防災ポーチを作ってみました
普段のバッグには、財布・携帯・ハンカチ・ティッシュ・除菌ジェル・キーホルダー型ライト・オムツ・おしりふき・飴・水・メモ・ペン、はよく使うものとして入れています。
その上で、私が厳選して用意したのは、
- ビニール袋(取っ手付きの大きめビニール袋・中身の見えない小さいビニール袋)
- 携帯用保湿クリーム
- 絆創膏
- 薬
- マスク
- ペン型になるハサミ
- 小銭
- 携帯ミニトイレ
- モバイルバッテリー
これらを防災ポーチとしてまとめました。
1つ忘れてたのが災害時用のホイッスルです。ポーチのチャック部分にキーホルダータイプのホイッスルを付けたいと思います!
【追記】ポーチのチャック部分にミニライトキーホルダー(100均)も付けました!
また、マスクは衛生面を考慮して個包装のものに変更しています。(近々写真を変更したいと思います)
コンパクトなビニールのレインコートも入れている方が多いようです。しかし私は面倒なので万が一被災したときに雨がひどい場合は、大きめのビニール袋をレインコード代わりにしようかと考えています。
★女性はこれらに生理用品をプラスすると万が一の際も安心かと思います。(かさ張りやすいので、チャック付き保存袋などで空気を抜きながら圧縮して入れるのがおすすめ)
他にも、
- 小さめの携帯ラジオ
- 貼るカイロ
- 防災のしおり(必要な部分のコピーなど)
- 予備のコンタクトレンズ
- 裁縫道具
- 連絡先を書いたメモ帳
- おくすり手帳のコピー
など、必要に応じて用意しましょう。ただし、必要以上に多くしてしまうと持ち運びに不便で結局は持ち出さなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
試行錯誤して防災ポーチの中身を決めよう
一回防災ポーチを作って終わり!!
ではありません。普段の生活の中で、
「あれ?これ本当に必要かな?」「これは代用できそう」「忘れてた!これも必要だ!」
など、シミュレーションしてみることも大事です。実際に私も熊本地震後は「アレもコレも全部必要!」と思い、非常に多くの荷物を持ち運んでいました。しかし時間が経つにつれ、荷物の多さが苦痛になり「コレは緊急には必要ないかな」と冷静になってから少しずつ整理するようになりました。
また、防災系のテレビ番組やネットで情報を得ることで、自分に必要なものがさらに見えてくると思います。
防災ポーチと名がつくと、特別な物を用意しないと!!と思うかもしれません。実際に、しっかりとまとめてある緊急時防災セットも販売されていてとても便利です。
しかし、まずは身近で簡単に用意できるものでまとめてみましょう。思った以上に必要な物が用意できるはずです。
紙に書きリストアップすることで、まとめやすくなりますよ!
季節や状況に応じて見直しながら、いつどこで起きるかわからない万が一の事態に備えましょう!