避難時に役立つ!ポリ袋(ビニール袋・レジ袋)の便利な活用法

毎日の生活で欠かす事のないレジ袋やポリ袋(いわゆるビニール袋)は、避難生活でも活躍します!普段のお買い物に使うレジ袋や小さなビニール袋、ゴミ用の大きめ袋まで、あればあるほど何かしらに使えるので、十分に保管しておきましょう。

1点、袋の名称について厳密に言えば、ポリ塩化ビニルを使うビニール袋は環境ホルモンの問題で現在生産されていないそうです。そのため一般的に使うビニール袋もここでは「ポリ袋」と称してお伝えします。

<他の日用品の活用もあわせてどうぞ!>
フリーザーバッグの便利な活用法ラップの便利な活用法

ポリ袋の保管と種類

お店で貰うレジ袋を溜めておくのが面倒・ぐちゃぐちゃになるという方は、レジ袋専用の箱を作っておきましょう。畳んで入れるのがおすすめですが、それすら面倒な方は入れておくだけでも良いと思います!

出来れば大まかに、大・中・小、に分けておきましょう!数種類の大きさがあると、用途に応じて使い分けができるので便利です。

しかし、ポリ袋は大きさだけでなく、薄手・厚手と強度もそれぞれ違います。「この店の袋、薄い!破れそう!」なんてこともありますよね。そんなときは袋を二重にするなど工夫しながら使うのがおすすめです。

また、ニオイがするもの・不衛生になりがちなもの・見たくない汚れたゴミなどは、消臭効果のあるポリ袋黒など色がついているポリ袋を使うと不快感が少ないです。

小さめポリ袋(レジ袋)の便利な使い方7選

まずは、お買い物などで使う、いわゆるレジ袋位の大きさの活用方法をご紹介します。

  • ゴミを捨てる
    当たり前ですが、ごみを捨てる時に。不衛生なりがちなものをこまめに捨てられるように、小さ目のポリ袋を1~2袋(50枚入りなど)を用意しておくと便利。ニオイが気になる場合に備え、防臭タイプも!
  • 小物を仕分ける
    細かいものを仕分ける場合、白色ではなく中身が見える透明~半透明のポリ袋が便利。フリーザーバッグ同様、水に濡れたり汚れては困るものを入れる。(フリーザーバッグ活用法の記事はこちらから
  • 手袋にする
    汚れたものを触る場合や、食品を触る時の手袋代わりに。食品を扱う場合は必ず新品のポリ袋を使う。
  • ボウルにする
    この場合も必ず新品を使う。断水して洗いものができない場合に食材を混ぜるなど、ちょっとした調理に使える。ラップ同様、お皿代わりとしても◎。(ラップ活用法の記事はこちらから
  • 赤ちゃんのオムツにする
    どうしてもオムツが足りない場合など緊急時のオムツにもなる。完全に防水・漏れないというわけではないので注意!応急処置として覚えておくと便利。(赤ちゃんのオムツの作り方はこちらを参考に
  • 照明にする
    白色~半透明の袋を使うのがおすすめ。熱を持ちにくいLEDライトを膨らませたポリ袋で包み、ライトとポリ袋の口を合わせてゴミなどで縛る。熱を持つものは火災の原因になりかねないので使用しないように!
  • クッションや枕にする
    丸めた新聞紙を袋の中に十分に入れて口を縛るだけ。ポイントは、全体を軽く押さえ、空気を程よく抜くこと。空気が入り過ぎると安定感がなく、使いにくい。


アイラップ

個人的にはアイラップがおすすめ。一見普通のポリ袋でありながら強度・耐熱性があり、シーン問わず扱いやすさ◎です。1枚ずつ出しやすい形状ですが、ややかさばる形でもあります。

持ち出しバッグや収納場所のスペースに応じて、すべて出して別途チャック付き保存袋などに入れておくとよいでしょう。

大きめなポリ袋(ゴミ袋)の便利な使い方6選

次に、30L以上など、ゴミをまとめる時などに使う大きめのポリ袋の活用方法をご紹介します。

  • レインコート・雨具代わり
    70Lや90Lなど、大きめのポリ袋はそのまま羽織っても、手や首部分に穴を開けても使用可能。避難バッグも十分入る大きさを用意しておくと、足元が悪く置く場所に困った際にも便利。また、雨の際、靴をポリ袋で包み濡れるのを防げるが、滑りやすい場合もあるので注意する。
  • 保温する
    ポリ袋は通気性が無いため、羽織ることによって保温効果がある。袋の中に丸めた新聞紙をたくさん入れて、足を入れると熱が逃げにくく暖かい。
  • シートにする
    レジャーシート代わりにもなる。外だけでなく、避難所などで直接横になる事に抵抗がある場合も使える。また、車中避難の場合も車内が汚れるのを防ぐために運転席以外敷いておく。
  • 水を溜める
    ダンボールに厚手のポリ袋を被せて周りをガムテープで留め、水桶代わりに。段ボールは水に弱いので、本来であれば強度のあるバケツや大きめのプラスチックケースが望ましい。どうしても用意できないとき、とにかく水を確保したいときの緊急用として。
  • トイレにする
    非常用トイレとして利用可能。詳しい使い方はこちらを参考に。→災害時必須、おすすめ簡易トイレと作り方」
  • ゴミをまとめる
    基本の使い方。大きな地震の際は、とにかく家中がめちゃくちゃに。倒壊する恐れが無い場合は特に、再び住むため家の片付けや掃除をせねばならず、ゴミをまとめる袋は十分に必要。

ポリ袋の特徴を生かした使い方で少しでも快適に

ポリ袋はたくさんあってもいずれ使いますし、スペースもそれほど取らないので十分に用意しておきましょう。また、避難リュックだけでなく、家・物置・車と、色んな所に準備しておくときっと役立つと思います。

実際に私は、赤ちゃんのオムツ用消臭ゴミ袋をたくさんストックしていました。これは非常時というよりも、毎回買いに行くのが面倒でまとめ買いしていただけですが、結果として非常に役に立ちました。

避難生活をしてポリ袋は、まとめるもの」から「清潔保持できるもの」という印象と変わりました。ポリ袋が無いと、あの避難生活はさらに不衛生なものになっていたと思います。

万が一の際に必ず役立ちますので、しっかりと準備をしておきましょう!

…ポリ袋と言ってきましたが、普段の生活ではやはりビニール袋と言ってしまいますね!

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