一目瞭然!フリーザバッグは防災グッズの仕分けに便利

今回は、お家にあるフリーザーバッグの活用についてご紹介します。

以前の記事(必ず持ち出す貴重品バッグ一次持ち出しグッズ)で少しご紹介しましたが、フリーザーバッグは避難グッズを用意する上で欠かせません!
分かりやすさ・小分け・防水防塵に最適!

ちょっとしたことですが、不安と緊張でストレスフルの状態では少しの不便さがとても負担になってしまいます。

万が一の際にスムーズに行動できるように、小さなことから見直しましょう。

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ラップの便利な活用法ポリ袋(ビニール袋・レジ袋)の便利な活用法

避難グッズ、小分けのポーチで失敗

ポーチ
平成28年4月14日の最大震度7の地震(前震)では避難はしていませんでした。また、防災グッズをほとんど用意していませんでした。

15日にはニュースで、今後大きな余震が来る確率が20%という事だったので、一応ネットで調べて用意できるものは用意しました。地震が怖い気持ちはありましたが、もう後の地震は弱くなっていくだけと思い込んでいたので、徹底的に用意するというわけではありませんでした。

この時は、自分なりに家にあるポーチを使って薬やコンタクト用品、貴重品、オムツなどを分けてバッグに詰めました。

そして4月16日未明の熊本地震(本震)が起きました。

揺れがおさまり避難先で必要なものを出そうとすると、「あれ?どこ?」「このポーチは…違う」「これかな?…違う…」と開けたり閉めたり繰り返し。

普段でも、あれ?どこに入れたかな?といったことがありますよね。それがこの非常事態では混乱しているのでさらに頭に入りません。上手く見つからずイライラしてしまいます。

イライラしながら、これは失敗したな…と強く思い反省しました。

フリーザーバッグで中身が分かる!

フリーザーバッグ
上の写真のように、いろんな物をフリーザーバッグでまとめました。左から、オムツ、薬箱セット、子どものお菓子です。

他にも、

  • 携帯電話セット(充電器・モバイルバッテリー・イヤホン)
  • お箸やスプーンなど
  • ラジオと予備電池
  • 家族全員の靴下(熊本地震の時に裸足に靴で逃げてとても寒かったため)

など、項目ごとに分けてまとめています。こうすることによって、バッグを開けると何が入っているか一目瞭然なので、使いたいものをすぐに取り出すことができます。

また、お菓子の袋なのですが、食べ物は一番賞味期限が短い物を書いておくことをおすすめします。防災バッグの見直しの際に、一目で替え時が分かりますよ!

おすすめはフリーザーバッグ!

フリーザーバッグは色んなメーカーが出しています。個人的には違いが分からず(スイマセン)、好きなメーカーの物で良いと思います。

しかしそこで注意したいのが、フリーザーバッグがおすすめという事です。


クレハ キチントさん マチ付きフリーザーバッグS20枚

このような、パッケージにフリーザーバッグと書いてある物です。フリーザーバッグは、基本的にジッパーがしっかりとしていて、密閉性が高く、袋に厚みがあり破れにくいです。

これと同様に、各メーカーでお菓子などちょっとしたものを小分けにする袋もあります。見た目は似ているのですが強度が違います。

一度色んな物を入れてみたのですが、ギュウギュウの防災リュックの中で角などが当たると破れてしまいました。(元々、使用目的が違いますので当たり前なのですが)

また、マチ付きのフリーザーバッグがおすすめです。特におむつなどのかさ張るものは入れやすいですし、立てて使うこともできるので便利です。

水にも強い!濡れたら困る物を保存

フリーザーバッグは使っている方が多いので、ほとんどの方が知っていると思いますが液体も保存することができます。

という事は、水に強いという事なので、濡れては困る物を保管しましょう!オムツや充電器など、濡れると困る物は意外と多いです。

熊本地震でも本震から数日後雨が降りましたが、とても強い雨であったため屋外での避難は難しいものとなりました。多くの方が車や避難所(指定外)などに、ずぶ濡れになりながら移動していました。

また、汚れにも強いのが嬉しいポイントです。私の家の周辺では建物などの倒壊により粉塵が発生し普段よりひどく汚れていました。

大きな災害時は断水している可能性が高いです。汚れたからといって気軽に水で洗うことは難しいので、汚れたり濡れたりして困る物はフリーザーバッグへ。

フリーザーバッグは圧縮袋・洗濯にも

洗濯
フリーザーバッグはその密閉性の高さから、小さい物の圧縮袋としても活用できます。方法も簡単で、フリーザーバッグに物を入れて、ギュッと押さえて空気を抜きながら閉めると、圧縮されます。

もちろん、圧縮専用の物ではないのでとても薄くなるというわけではありませんが、防災バッグのスペース確保には十分だと思います。(通常の圧縮袋の場合も、掃除機を使うタイプは開封後に再び圧縮するのが難しいので、手で圧縮できるものが良いと思います。)

避難が続くと衛生面が気になるので、下着類をフリーザバッグのLサイズに入れて圧縮するのもおすすめです。

洗濯方法(主に下着)

水の確保が難しい、だけど替えの下着を全て使った、という場合はフリーザーバッグの密閉性を活かした簡易的な洗濯方法があります。

この方法は、フリーザーバッグの大きさや脱水・乾きやすさから考えると、下着や靴下の洗濯がおすすめです。
  1. フリーザーバッグに洗濯物と水・洗剤を入れる
  2. しっかりとジッパーを閉め、もみ洗いをする
  3. すすいだ後はしっかりと絞り、干す

この方法だと、少量の水で洗濯が可能です。また、洗濯に使った水はトイレを流すのに使えるのでバケツなどに溜めておきましょう。

以上のようにフリーザーバッグは避難グッズとして非常に便利なため、ぜひ利用することをおすすめします。

家にある物で手軽に、避難グッズをより便利なものにしましょう!

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