緊急地震速報とは?音が鳴った時どう行動する!?

今回は、緊急地震速報について、取るべき行動について、をお伝えします。

当たり前ですが、急に緊急地震速報は鳴ります。

普段なかなか地震について意識していなかったので、いざ警報ブザーが鳴った時にはどうしていいのか分からず、ただ聞いているだけでした。

また、ブザーが鳴ってどれくらいの地震が来るのかなども事前に知らなかったため、その揺れの大きさにただパニックになるばかりでした。

今回はそんな経験を踏まえ、緊急地震速報はどんなものか・どう行動するのか、を見てみましょう。

緊急地震速報とは?

(出典:気象庁【緊急地震速報について】

緊急地震速報は上の図のように、地震発生直後揺れが始まる数秒~数十秒前に素早くお知らせするものです。

緊急地震速報(警報)を発表する条件は、最大震度5弱以上と予想される場合です。

このときに、最大震度5以上の地域と震度4の強い揺れが予想される地域に発表されます。

緊急地震速報が流れる物(情報媒体)は?

緊急地震速報は、携帯電話・テレビ・ラジオなどから流れます。

一番身近なものが携帯電話(スマートフォン)ですよね。テレビやラジオは消していると警報が分かりませんが、携帯電話なら常に電源が入っている状態の方がほとんどのため、情報を逃すことが少ないでしょう。

ただし、そのまま持っていても鳴らない場合がありますので注意してください!

次に説明しますので、一度確認してみましょう!

緊急地震速報が鳴らない??設定方法

設定
携帯電話で緊急地震速報がならない原因は、

  • 大きな揺れでも最大震度が「予測不明」の場合
    いくら大きな地震でも、予測不明の場合は緊急地震速報は鳴りません。震源が深すぎる・震源が近すぎる・複数の震源が重なるなど、測定が困難な場合があります。
  • 携帯電話の電波が届かない・電源が切れている
    やはり電波が届かないと通知ができません。また、電源が切れていては意味がないため、ある程度電池が減ったら充電することを心がけましょう。
  • 携帯電話の設定OFF
    緊急速報の設定は、まず普段の生活で触ることが少ないですよね。初期から設定できている機種もあれば事前設定が必要な場合がありますので、この機会に一度確認しておきましょう!

NTTドコモ:エリアメール操作・設定方法

au:緊急速報メール

SoftBank:緊急速報メール

ON/OFFの設定ができますが、
命にかかわることなのでONにしておくことをお勧めします!!

また、上記の各携帯電話会社ホームページから緊急地震速報の警告音を聞くことができます。聞いたことがない方は、一度試聴してみると万が一の時にすぐに分かるのでおすすめです。

ただし、周りに迷惑がかからないように、自分だけで聞くようにしましょう。

テストとはいえ、不安を煽ったり、この音がトラウマとなっている方もいるので注意しましょう。

最近利用者が増えている格安スマホ(格安SIM)についても、事前の設定や専用のアプリが必要な場合があるので必ず確認しておきましょう!!

緊急地震速報(ブザー)が鳴った時・見た時の行動

避難
では実際に緊急地震速報が鳴った場合はどのように行動すればよいのでしょうか。

これまでに起こった大地震をテレビや新聞などを通じて、理解しているつもりでいました。しかし熊本地震を経験して、当たり前ですが、人々が何をしているかなど全く関係なく本当に突然起こるものだと実感しました。

緊急時にはパニックになると思います。ですが、少しでも危険回避ができるように、事前にどのような行動をとればよいのかを知っておきましょう!

基本的な行動と場所別の対応

まず、心得てほしいのが、

冷静に周囲の状況を見て、身の安全を確保する
という事です。
簡単そうですが、緊急時には難しい場合があるので、できる限り気持ちを落ち着かせるよう努めましょう。
  • 物が落ちる・倒れる所から離れる
  • 揺れが収まるまで頭を守る
  • 気持ちを落ち着かせ冷静になる

という行動が基本になります。

家(自宅)では

  • 頭・首筋を守る
  • 頑丈なテーブルがあれば、下に避難する(壊れそう・簡易的な物は逆に危険な場合も)
  • 大きい家具から離れる(倒れる恐れがある)
  • ドアや窓を開ける(出られなくなる恐れがある)
  • 調理中など火を止める
  • 外に逃げる時はブレーカーを落とす

車の運転中では

  • ハザードを点灯し、ゆっくりと左側に車を止める
  • 急ブレーキは事故の危険のためNG
  • 車から外へ逃げる時は、キーを刺したまま連絡先のメモを置いて、車検証を持っていく(できるだけ車は交通の妨げにならない場所に止める)

バスや電車などの乗り物では

  • つり革や手すりにしっかりとつかまる
  • 姿勢を低くする(脱線・横転の恐れ)
  • 冷静になる(密室に人が多くパニックが起きやすい)

店など屋内では

  • 頭を守る(あればバッグや荷物で)
  • 電気など落下物があるところから離れる
  • エレベーターの場合、すぐ停止・外に出る

道路など屋外では

  • 建物の壁や塀が倒れるので離れる
  • 道路に出ない(車もパニックで暴走する恐れがあるため)
  • 山道では崖から離れる(岩や土砂崩れの危険)

周りの人と声をかけあい、慌てず身の安全を確保する

協力
実際に大地震が起きて冷静でいるというのは難しいと思います。しかし、どう対処すべきか少しでも知っておくことで危険を回避できる可能性が高まります。

緊急地震速報が発表されなかった場合も大きな揺れを感じたら、周りの人にも声を掛けながら素早く身の安全を確保しましょう!

また、揺れがおさまり安全の確保・避難ができたら、地震がどれくらいの大きさか・今後どう行動すべきかを、テレビやラジオや携帯電話(スマホ)等を使って情報を得ましょう。

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