熊本・大分地震から3年が経ちました。
1年前に比べると復興が進んでいる場所もありますが、まだ手付かずな場所も多々あります。一歩ずつ前に進んでいるとは思いますが、歯がゆい思いをしている方は少なくありません。この記事は令和元年5月1日に執筆しておりますが、改元の時を仮設住宅で過ごしている方はたくさんいらっしゃいます。
私は熊本地震後も熊本に住んでいるため、他県の情報がわかりにくいのですが、熊本では「熊本地震から3年」という内容の報道番組が各局流れています。
必ずと言ってよいほど、熊本地震の前震・本震の映像が流れます。大きな地震がどのような恐怖かを知っておく上で大切だと思います。しかし、あの日の出来事がフラッシュバックして心が苦しくなってしまう方も。
他の災害でも、被害や災害の状況を目の前のテレビでじっくりと見ると、その時の恐怖がいやでもよみがえってくるでしょう。
「もう○年経っているんだから」
「あれだけ大きな地震はもう起こらないよ」
など、切り替えができる方もいれば、
「あの日から何も変わってない」
「また起きたらどうしよう」
など、不安な気持ちから抜け出せない方もいます。
どちらも間違っているとは思いません。一人ひとり物事の考え方・捉え方は異なるので、災害への恐怖・将来の見方に関しても同様です。
しかし、自分の意見を他人に押し付けないことも大切です。「無理強いはしていない」「そんなに他人に気を遣っていられない」と思われるかもしれません。
しかし、身体の傷と異なり、心の傷は表に現れにくいです。治るスピードも目で見ることができません。相手と自分の考えが異なりそうであれば、相手とは適度な距離を保ちましょう。
無理に仲良くする必要もないと思います。心に余裕ができてから、少しずつ歩み寄ったり反対にさらに距離をとったりと動き出してみてはいかがでしょうか。
私個人は、この3年で仲良くなった人、疎遠になった人がいます。その原因が100%熊本地震という訳ではありませんが、一つのきっかけとなったのは間違いありません。
熊本地震から話が逸れたように思いますが、目に見える建物や道路の復興だけではなく、個人がどのようにして熊本地震と向き合っているのか、をこれから考えていきたいと思います。
今後も、このサイトでは引き続き防災グッズの紹介や手軽にできる対策を発信していきます。
新しい記事がないじゃん!と思われるかもしれませんが、過去記事を細々と修正・加筆しております。自分で試してダメだったことや便利だったことが、いつか、ここを読んでいる皆さんの役に立てればと思います。(役立つようなことが起きないのが一番なんですけどね!)
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私もゼリーは非常食として備えています。カップは果物も摂れるので良いと思いますが、手軽に食べられる(飲める?)パウチタイプもおすすめです。
これから暑い季節になるので、熱中症対策用のパウチも一緒に準備しておくと安心ですね。 https://t.co/OqwbsDxqsW— クマモトニ【身近な地震防災】 (@kumamotoni) 2019年4月23日
このような感じで、他の方の防災情報も紹介させていただいています。
多くの災害が起こった平成ですが、令和ではそれを活かして対策していければと思います。
いつどこで災害が起こるかわかりません。今後も、誰でも簡単に取り入れられるような防災対策を発信していきますので、少しでもお役に立てれば幸いです。