身近で便利な100均で!防災グッズを安く揃えよう

防災グッズを揃えたいけど、どう揃えたらいいか分からない方も多いと思います。そこでおすすめなのが100円ショップ!最近では100均のお店はいたる所にありますし、その品揃えも非常に充実しています。

以前、100円ショップのライトの記事で、防災グッズは100円ショップがおすすめとお伝えしていました。他にもおすすめの100均で買える防災グッズがありますので改めてお伝えしたいと思います。

また、実際に100円ショップで防災グッズを備えてみて、「これは100円ショップの物だと不安だな…」と感じたものもあります。私の個人的な感想なので、「え?それも使いやすいよ!」という意見もあるのは当然です。

そのため、今回の記事は皆さんが100均で選ぶときの1つの意見として参考にしていただければと思います。今回防災グッズを購入した100円ショップは、ダイソーセリアキャン★ドゥです。

防災グッズにおすすめの100均アイテム

ここでは私が実際に使用して、便利だと思った物をお伝えします。この写真には入っていない防災グッズもありますのでご紹介いたします。
(まだ店頭にある物ばかりだと思いますが、売切れたり生産終了している物もあるかもしれません。)

給水バッグ・折り畳みタンク

通常のタンクとは別に、念のためコンパクトにしまえる給水バッグがあると安心です。各自のリュックに入れてもかさばることもなく、車にも備えやすいですよ。強度が心配ですが、思ったよりもしっかりと作られており、緊急時には役立つと思います。

私が購入したのは、給水バッグ5リットル・折り畳みタンク3リットルです。個人的にですが、給水タンクのほうが必要な分量を出しやすいので、給水バッグは緊急用としておすすめです。

水に関することは、こちらの記事も参考にどうぞ!

【生活用水】災害時の断水対策のポイント【飲料水】災害時の断水対策のポイント

アルミシート・レジャーシート

私が購入したアルミ温熱シートは薄いペラペラしたタイプです。サッと羽織れて、春の肌寒さをしのぐにはこれでも十分でした。

しかし、避難時に地面に敷いて座る場合には適しません。その場合はもう少し厚めのクッション材のようなアルミシートやレジャーシートがおすすめです。(車のサンシェードによく使われるような素材)

紙皿・紙コップ(プラコップ)・箸・スプーン

基本的に使い捨てできるものは100均がおすすめです。たまに頼りない薄さのものもありますが、貧乏性なので高めの紙皿などは捨てるのがもったいなく感じてしまいます…。

また、紙コップはとても便利ですが、水分を吸収して時間とともにヨレヨレになってしまうことも。プラスチックタイプの使い捨てコップもあると安心です。100均でも量が結構入っててお得ですよ。

さらに最近ではたためるタイプのシリコンコップもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ゴム手袋・使い捨て手袋・軍手

災害時における手袋は、直接手で触れると危険・不衛生な場面でとても役立ちます。特に、断水で水が使えない場合には、使い捨て手袋は必須。食品を扱うときや掃除のときには必ず取り入れたいです。

念のため、使い捨て手袋を使った後にも除菌ジェルやスプレーなどで消毒すると安心ですね。

ポリ袋(透明・不透明)

ビニール袋もよく使いました!特に取っ手付きのレジ袋タイプはさまざまなシーンで使えます。破けにくい頑丈なものが安心ですが、厚みがあるので数十枚重ねるとかさばってしまいます。いくつかの種類を小分けで用意しておくと良いですね。

30~50枚入った箱入りの小さなポリ袋も便利。透明なものが多いですが、黒色など中身が見えないタイプの袋もおすすめです。他人にはもちろん、自分でも目にすると不快なゴミもあると思うので、1パックは用意しましょう。

ウェットティッシュ・おしりふき(大判)

ウエットティッシュは、断水対策として備えておくと何かと便利です。ちょっと手を拭くのはもちろん、身体を拭いてリフレッシュができます。携帯用のタイプ(35枚×2個)は、ドラッグストアで100円以上することが多いので、100均がお得だと思います。

さらに赤ちゃん用のおしりふきであれば、サイズが大きめで肌に優しいのでより便利に使えます。厚さがあるため、強めに拭いても破れにくいのもメリット。ただし、おしりふきに関しては1つ100円で買うよりも、ドラッグストアなどでまとめ買いがお得です。

ウエットティッシュ系は、除菌ができるアルコールタイプや肌に優しいノンアルコールタイプがあるので、チェックをして購入しましょう。

ライト(キーホルダー・プッシュ・ランタン)

冒頭でお伝えしたライトの記事にもありますが、明かりはいくつあっても困りません。もちろん、100均のものは簡易的な造りのものが多いため、1つはホームセンターや電器屋などで丈夫な懐中電灯の用意が必要と思います。

私は各部屋、バッグ・鍵・ドアノブなどに付けています。防災用というわけではなく、普段から夜間によく使っています。

熊本地震において揺れと暗闇の中という恐怖経験により、色んな所にライトを備えておきたいとあらためて感じました。キーホルダー型やランタン型など豊富な種類があります。100均であれば費用を抑えつつ、気軽に安心感を得られますよ。

使い捨てマスク(個包装タイプ)

最近の100均のマスクは意外と種類が多いです。PM2.5にも対応したマスク・子ども用・耳が痛くなりにくいマスクなど、用途に合わせて選ぶことができます。

価格が高ければやはり性能も良いと思いますが、備えとして一応準備しておくには十分かなと思います。ここ数年のコロナ渦でマスクの予備が手元にある方も多いと思うので、そちらを防災バッグに備えるのも良いですね。

数枚を携帯用バッグに入れる場合は衛生面を考慮し、個包装タイプのものがおすすめです。

使い捨て歯ブラシ・歯磨きシート

口内を清潔に保つことは災害時には非常に大切です。人によりますが、歯磨きができないのは非常に不快です。100均であれば、使い捨て歯ブラシを1セット(5~7本入り)を購入できます。歯磨き粉付きのものを選べば手間なく使えますよ。

付いている歯磨き粉の味が苦手な場合があるので、心配な場合はいつも使っている歯磨き粉の携帯サイズを用意すると良いでしょう。

また、歯磨きシートは指に巻いて歯を磨くことができます。優しく拭けるので、高齢者の方々にもおすすめです。こちらも気になる場合は、一度味を確かめたほうが良いと思います。
高齢者の防災・避難対策の記事もあわせてどうぞ!

圧縮タオル

少量の水に浸すだけで、すぐに大きくなる圧縮タオルも便利。普通のタオルよりは薄めで、キッチンクロスのような印象です。コンパクトながら強度があるので、緊急時用として備えておくにはおすすめです。

ダイソーではスモール(20個入り)・レギュラー(8個入り)・ラージ(6個入り)と3種類がありました。ラージサイズは1つ直径5cm・厚さ5mmほどに圧縮されており、非常にコンパクトです。

広げると23cm × 35cmとやや小さめなので、サイズに迷ったらラージサイズの購入をおすすめします。

ほかにも災害時に役立つ100均グッズ

他にも100均で色々と揃えることができます!

  • ホイッスル…キーホルダーとしてリュックなどに付けておく
  • スリッパ…避難所などで活躍、折り畳みだと持ち運びやすい
  • レインコート…最近はサイズ別に販売しており、薄くてかさばらない
  • 油性マジック…太字・細字両方あるマジックが便利
  • 氷砂糖…小袋の吊り菓子や個包装タイプがおすすめ
  • 洗濯ばさみ…何かと使える!1つずつでも各バックに入れておく
  • 輪ゴム・髪ゴム…髪ゴムのほうが丈夫
  • アイマスクと耳栓…避難所での明かり・音対策に。アイマスクは目に直接触れないタイプがあるので圧迫感が少ない物も。音は完全には遮断というわけでは無い。しかし、防犯面を考え少し聞こえた方が安心かも!

大きめの店舗の100均にしか置いていないものもありますが、何店舗かの100均を回るとほとんどのものが揃うと思います。

100均はおすすめではないアイテム(個人的に)

実際に使ってみて、「これは100均じゃなくて、専用のものを買った方がいいな」と思ったものとその理由をお伝えします。もちろん人によっては便利に使えるものもありますので、ご自身の使い方と合うのかなど、参考になればと思います。

  • 電池…切れるのがやや早い。長期保存向きではない。電池は入れ替える手間と保管期間を考慮し、性能がいいものがおすすめ。(色々使ってみて個人的にはパナソニック EVOLTAがおすすめ)
  • ラップ…ペラペラでくっつかないものが多かった。
  • 充電器・モバイルバッテリー…最近改良されていると聞くが、充電不良になった経験(自分・知人も)から使わなくなった。商品によってはタブレットなど一部機種には対応しておらず、追っかけ充電が不可のものがある。
  • 絆創膏…2種類使ってみてペラペラですぐに剥がれた。
  • フリーザーバッグ…専門メーカーの方がしっかり閉まった。

不満点を書きましたが、今後改善されたりする商品もあると思います。万が一の際にちゃんと役立つためには、実際に使ってみることが大切!「あの時、ちゃんと確かめておけばよかった…」という思いはしたくないですよね。

 買う前にチェック!ホームセンターの方が安い場合も

100均でたくさん防災グッズ揃った~!と得した気分だったのに、その後の買い物で「こっちの方が安かった…」「こっちの方が量が多い…」なんてことも。特にホームセンターディスカウントショップに行くとその確率が高めです。

前述した赤ちゃんのおしりふきも同様で、ドラッグストアのほうがお得な場合が多いです。もちろん「何千円も違う!」ということはほとんどないと思います。

しかし、家族分を揃える・備蓄分も十分に準備する、といった場合はまとめて買うほうがお得な場合も。急ぎの場合は、100均でとりあえず全部揃えても良いともいます!無いより良いですよね。

しかし余裕があれば、色々見たり試したりしましょう。

100円ショップも他のお店やネットショップも上手に使って、賢く防災グッズを備えましょう!

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